AWSの4/19リリースについて
シカゴであったAWS SUMMITで発表があったそうなので、リリースノートに書いてあった内容をまとめます。
AWS SDK for Java 1.10.70 : Release Notes : Amazon Web Services 1. S3
リージョンをまたいだ転送速度が早くなりました。 例えば、東京リージョンで運用しているデータを、シンガポールリージョンに転送することでDR対策とすることがスムーズに行えるようになります。
AWS Storage Update – Amazon S3 Transfer Acceleration + Larger Snowballs in More Regions | AWS Blog
2. Snowball ケースに入れて安全に運ぶサービスですが、今まで50TBだったのが80TBに変わりました。 US East (N. Virginia), US West (Oregon, N. California), EU (Ireland), Asia Pacific (Sydney), and AWS GovCloud (US) のりージョンで利用開始しました。 他のリージョンも今年中らしいです。
Shipping Considerations for AWS Snowball - AWS Import/Export
- CodePipeline
Codecommitと繋げれるようになり、 →Cl→codepipelineという流れで実装できるようになりました。
- Beanstalk
yum updateみたいなものが自動的に実行されるようになり、脆弱性についての問題の為にユーザがメンテナンスする時間を減らせます。 セキュリティ対策を自動で行ってくれるのはいいですね www.publickey1.jp
- Inspector リージョンが増えました。 eu-west-1, us-east-1, ap-northeast-1
東京リージョン来ました! 6. EBS
スループット最適化HDD(st1) – 高スループットを必要とするワークロード(MapReduce、Kafka、ETL処理、ログ処理、データウェアハウスなど)向けのタイプ; 1GBあたり月額0.054ドル
コールドHDD (sc1) – 同様のワークロードでアクセス頻度が低いユースケース向け; 1GBあたり月額0.03ドル シーケンシャルリードに特化し、ブロックサイズを大きくして、転送量を上げたようです。 ボリュームタイプは磁気ディスクです。 Amazon EBSのアップデート – 新たなスループット最適化ボリュームとコールドボリューム | Amazon Web Services ブログ
- Cognite
今までGoogleやFacebookのアカウントを使用して、スマホアプリからのログイン認証(シングルサインオン)を行ってましたが、 Cognite単体でログイン認証ができるようになりました。
OktaやAzureの認証との競争になりそうです。 [New] Amazon Cognito 向け User Pools | Amazon Web Services ブログ 8. Kinesis firehorce
今までlambdaに実行スクリプトを書いてDBにデータを入れてましたが、 Kinesisから直接 ElasticSearchに送れるようになりました。 IoTとして各デバイスからKinesis→ElasticSearchという流れをくめるので、データの可視化がすごく簡単になります。 Amazon S3 | Amazon Web Services ブログ