新米インフラエンジニアの研修日記

とある会社で研修させて頂いたことを書いてます。

AWSのセキュリティ対策

AWSのセキュリティ対策について

  • ISO7階層モデル

  • 各階層でのAWS対策



まず、ISO7階層モデルというものがあります。

L7:アプリケーション
L6:プレゼンテーション
L5:セッション
L4:トランスポート
L3:ネットワーク
L2:データリンク
L1:物理

ソフトウェアでの制御がL4より上
ハードウェアとネットワークでの制御がL3より下
になります。

■L1、L2はユーザは何もしなくていいのです。
これはAWSのデータセンターで働いてる人がなんとかしてくれてます。

■L3の領域は
VPCで対策ができます。

  • サブネット(プライベートネットワーク)を作る

  • ネットワークACL(AccessControlList)で制限する
    ネットワークACLは基本許可なので、拒否する設定を書きます。

■L4の領域は
セキュリティグループで守ります。
サブネット同士間のファイアーウォールのみ許可したりします。

■L5の領域は
SSL サーバー証明書を設置する対策です。

管理方法は2つ
①CertificateManger
②IAM

設定箇所は3つ
①CloudFront
②EC2
③ELB

ELBにSSLを設置する項目として2つあります。
①証明書
SSL Ciphers
Ciphersとは、どのような暗号アルゴリズムを使うかを決めます。
バージョンはSSLv2を使います。
SSLv3があったけど、脆弱性があったので使用しません。

  • 基本EC2に繋ぎたいならパブリックIPは付与せず、ELB経由で繋ぐこと。

  • どうしてもEC2にGlobalで繋ぎたかったらVPN接続をすること。

というルールを守るとかなりセキュアになります。